キヅキんブログ - にほんブログ村

娘とのひな祭りの写真

娘とのかかわり

娘が見つけた写真

娘が一枚の写真を見せてくれました。

実家の部屋から見つけたそうです。私は、まったく思い当たりませんでした。いつの間に撮ったのか、記憶にありません。

娘は、幼稚園か小学校一年生くらいだと思います。着物を着て、ひな壇を背後に、ちょこんとお行儀よくすわり、ニコッと笑っています。その様子を横で、私が笑顔で見ている写真でした。

よく見ると、娘の着ている着物は、私の小さい頃のものでした。

娘は、髪を上げて、後ろで結んでいるようです。幅の広い帯もきちんと結ばれていました。

着付けができるのは、私の母しかいません。初めて着る着物を、おばあちゃんに着せてもらって、さぞ嬉しかったでしょう。

母の姿は、そこには写っていませんでした。その頃は、父もいたはずです。

たぶん、私と娘がおひなさまを背景に、向かい合ってすわっている様子を、きっと、おじいちゃんとおばあちゃんはそろって見ていたのでしょう。娘は、ちょっと恥ずかしそうにも見えました。そして、この写真は、夫がそっと撮ったに違いありません。娘も私も、ポーズをとっているわけではなく、とても自然な感じです。

おじいちゃんもおばあちゃんも、孫が訪ねて来るのを楽しみにして、ひな壇を飾って待っていたのでしょうね。

もう戻らない貴重な時間

娘が、祖父母と過ごした短い期間を象徴するかのような一枚の写真でした。

今はもう、ひな壇を出して飾ることもありません。ひな祭りどころか、クリスマスもお正月も、母が亡くなってから、だんだん普段と変わらない日々になりつつあります。

母がいるときは、必ず、クリスマスツリーを飾り、クリスマスソングをバックミュージックにして、みんなで乾杯し、ケーキを食べました。

お正月には、玄関に、しめ飾りや鏡餅を飾り、おせち料理を食べました。子どもたちは、おばあちゃんからお年玉をもらうのが楽しみでした。

年中行事も、そっけなくなっていく

親戚づきあいもほとんどなくなり、子どもたちが成長するに従って、家族一緒の時間さえ取れなくなっていきます。

クリスマスもお正月も、子どもたちがいるから、おろそかにはできないと思ってきました。しかし、母が亡くなってみて初めて、母の存在があったからこそ、おばあちゃんと過ごす特別な日が必要だったのだと気がつきました。

タイトルとURLをコピーしました
PVアクセスランキング にほんブログ村