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延命措置を拒絶

振り返りエッセイ: 父のこと

胃ろうを拒否

父は、自分の意思で胃ろうを断りました。お腹に穴を開けることも、鼻からチューブで栄養を注入することも、はっきり嫌だと自分の意思を示しました。

食事は喉を通らなくなっていたのか、配膳はされるものの、毎回、手つかずの状態だったようです。

結局、私が病院を訪れることができたときには、点滴のみでした。

食べたい思いはあった

母が、父の好物の甘いお菓子などを差し入れており、夜、それを食べようとして咳こむことがあったようです。

食べ物を自ら拒否していたわけではなく、確かに食べたいという思いはあったのです。

嚥下障害で食べられなかったのか

補助があれば、食べることができたのではないか、未だに疑問が残ります。

父は、まったく、食事を与えられることなく、点滴のみでもうろうとした日々を過ごしました。

介護の知識と経験

父が亡くなってから、自分には介護の知識や経験がまったくなかったことを悔やみました。

ずっと年月が経ってからですが、海外に再び戻っている間に、介護資格を取り、短期間施設の仕事を経験しました。

寝たきりで意識のハッキリしない高齢者であっても、適切な姿勢を取り、きちんと注意を払って補助すれば、嚥下食を与えることはできるのです。

延命処置について

父本人は、延命措置を選択することはしませんでした。私自身も、ただ命を引き延ばすことには否定的でした。

延命措置には、人工呼吸、人工栄養、人工透析があるそうです。いずれも、医療技術の進歩によって、生命を維持させる行為です。

延命措置のメリット

メリットとしては、本人が長く生きられることと、介護者の身体的負担が軽減されるということがあるようです。

延命措置のデメリット

デメリットは、費用がかかることと、介護者の精神的負担がかかることだそうです。

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ある高齢者の選択

私が入院したとき、末期食道がんの方と同室でした。海外に滞在中だった娘さんが帰国し、お母さんの世話をすることになりました。自宅での延命措置を自ら選び、退院を決断されました。その選択は、看護に当たる娘さんのためということでした。

人それぞれの考えがあり、意思があるのだと、その時思いました。

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