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はじめに
今回は、宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』 を思い起こさせる「積善館」のことをご紹介します。
300年の時を超えて愛される、四万温泉の名旅館
群馬県・四万温泉に佇む「積善館(せきぜんかん)」は、創業300年以上の歴史を誇る日本最古級の木造温泉旅館です。
江戸時代から続く伝統と、現代の快適さが見事に融合したこの宿は、旅好き・グルメ好きの方にぜひ一度体験してほしい特別な場所です。

歴史と文化を感じる館内
積善館の起源は1691年(元禄4年)。「積善の家に余慶あり」という中国古典の教えに由来し、善行を積み重ねてきた歴史が今も息づいています。
本館は江戸時代の風情を色濃く残し、山荘(昭和初期建築)、佳松亭(現代的な造り)と、時代ごとの建築美を館内で巡ることができます。
また、赤い橋「慶雲橋」や木造建築は、宮崎駿監督の映画『千と千尋の神隠し』の湯屋「油屋」のモデルのひとつとも言われ、訪れる人々にノスタルジックな感動を与えます。
館内の「歴史ツアー」では、亭主自らが積善館の歴史や文化を案内してくれるのも魅力です。
伝統とロマンが息づく「元禄の湯」
積善館を代表する大浴場「元禄の湯」は、昭和初期に建てられた大正ロマネスク様式の浴室。
アーチ型の窓から柔らかな光が差し込み、5つの石造り浴槽が並ぶ独特のレイアウトが特徴です。
源泉かけ流しの新鮮な温泉と、1人用の蒸し湯(ミストサウナ)も楽しめ、まるでタイムスリップしたかのような非日常空間が広がります。

客室
四季の絶景を味わう露天風呂「杜の湯」
佳松亭にある露天風呂「杜の湯」は、四季折々の自然美を間近に感じられる癒しの空間。
- 春:新緑に包まれ、爽やかな香りと清々しさに心洗われます。
- 夏:木々の緑陰が涼しさをもたらし、日中も快適。
- 秋:紅葉の絶景が広がり、湯船から眺める赤や黄色の葉は格別です。
- 冬:雪景色の中での雪見風呂は、幻想的な雰囲気と静けさを堪能できます。
2025年春には男性側の内湯が畳敷きにリニューアルされ、より快適に過ごせるようになりました。
旅ライターも絶賛!「夕食が美味しい」積善館の会席料理
グルメ系Webメディア編集を経て、フリーライター・フードアナリストとして活躍する中森りほさんも、「積善館の夕食は本気でおすすめ」と太鼓判を押します。
夕食は、旬の地元食材を生かした和食会席。
夕食コースの一例
- 前菜:牛の八幡巻き、ホタルイカ、子持ち昆布、金柑ワイン煮など
- 椀物:わらびやユリ根入りのお椀
- お造り:季節の鮮魚
- 焼き物:上州牛サーロインステーキ、カジキの味噌漬け焼き
- 揚げ物:海老真丈揚げ、季節の野菜天ぷら
- 煮物:豚の角煮と野菜
- 蒸し物:茶碗蒸し
- 食事:ご飯、味噌汁
- 甘味:桜餅のような真薯、季節のデザート
※三段重スタイルや本格会席、季節限定の特別会席など、宿泊棟やプランによって趣向が異なります。
朝食も絶品
温泉水で炊いたお粥や、野菜たっぷりの和食膳で、体の内側からリフレッシュできます。
アクセスとおすすめポイント
四万温泉は東京駅から直通バスで約4時間。アクセスはやや不便ですが、その分、静けさと神秘的な雰囲気が守られています。
積善館は、歴史・建築美・温泉・美食のすべてを一度に体験できる、まさに「日本の温泉文化の粋」と言える宿です。
まとめ|積善館で、心と体を癒す特別なひとときを
- 300年以上続く伝統と文化
- 大正ロマン漂う「元禄の湯」
- 四季の自然美に包まれる「杜の湯」
- 旅ライターも絶賛する美味しい会席料理
積善館は、歴史と美食、温泉と自然が織りなす極上の癒し空間です。
旅の思い出に残る、特別なひとときをぜひ積善館でお過ごしください。
