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はじめに:秋の弥彦温泉で出会った最高の温泉旅館
新潟・弥彦温泉街の中心にある「四季の宿みのや」は、レトロな雰囲気とやさしいお湯が魅力の老舗温泉旅館で、秋の紅葉旅にぴったりの宿です。
すぐそばの「弥彦公園 もみじ谷」は、新潟県内の紅葉人気ランキングでも上位に入る名所で、紅葉シーズンには多くの人が訪れます。
今回、実際に宿泊してきた私が、老舗旅館の魅力と弥彦の紅葉スポットを詳しくご紹介します。
創業300年以上の歴史を持つ「四季の宿みのや」にチェックイン
創業300年以上の歴史を持つ「四季の宿みのや」は、越後一の宮・彌彦神社の門前に佇む老舗旅館で、弥彦温泉街のランドマーク的な存在です。
弥彦温泉街の中心という立地なので、温泉街散策や神社参拝、ロープウェイ利用など、秋の弥彦観光の拠点としてもとても便利でした。
昭和レトロが心地よい和室での滞在
宿泊したお部屋は、レトロな雰囲気が漂う和室で、家具や建具の一つひとつから長い歴史を感じられる「昭和レトロ」な空気が心地よく流れていました。

どこか懐かしく、実家に帰ってきたような安心感がありつつ、きちんと清潔感もあって、のんびりくつろぐには最高の空間でした。

体にやさしい美肌の湯を堪能
アルカリ性単純温泉の効能
みのやの温泉は、弥彦温泉の「アルカリ性単純温泉」で、神経痛・筋肉痛・疲労回復・自律神経の不調・ストレス解消などに効果が期待できると言われています。
実際に入ってみると刺激が少なく、じんわり体の芯から温まるやさしいお湯で、湯上がりには肌がつるつる、しっとりした感触になりました。
最上階の展望露天風呂「月まくら」「星まくら」
最上階の展望露天風呂「月まくら」「星まくら」からは、弥彦山や温泉街の景色を一望でき、秋の紅葉シーズンには色づいた山並みを眺めながらの贅沢な湯あみが楽しめます。
各大浴場にはサウナも備わっていて、湯上がり処では弥彦の街並みを眺めながらお水やお茶で一息つけるのも嬉しいポイントです。
お部屋タイプとおすすめ宿泊プラン
源泉露天風呂付き客室「四照花」
みのやには、昔ながらの和室を中心に、2023年にフルリニューアルされた源泉露天風呂付きのモダン客室「四照花」など、いくつかのタイプのお部屋があります。
源泉露天風呂付き客室は、シモンズ社製ベッドが入った和洋室スタイルで、ラグジュアリーな雰囲気の中でプライベートに温泉を楽しみたい方に人気です。
日本海の海の幸を堪能する会席料理
食事付きプランでは、市場の競り権を持つ宿ならではの、新鮮な日本海の海の幸をふんだんに使った会席料理が楽しめます。
予算やスタイルに合わせて、スタンダード会席からグレードアップしたプランまで用意されているので、記念日旅行や親子旅、女子旅など、目的に合わせて選びやすいのも魅力です。
「月〜Tsuki〜」会席の献立内容
夕食は「月〜Tsuki〜」会席がスタンダードで、日本海の海の幸(のどぐろお造り・藻塩焼き)や越後秋山食材の前菜9品『KYUKASYO』(自家製)、黒毛和牛蒸籠蒸しが特徴です。
旬の山海里素材を活かし、市場直送の新鮮さで秋らしい彩り豊かなコース。プランによりグレードアップ可で、地元新潟の地酒ペアリングも楽しめます。
弥彦温泉街を眺める朝食バイキング
朝食は、弥彦温泉街を一望できる高台の展望レストランでのバイキングスタイルでした。

窓の外には弥彦山や街並みが広がり、秋には紅葉した山々を眺めながら、のんびりと朝の時間を過ごすことができます。
ビュッフェ台には、新潟ならではのご飯とおかずを中心に、和洋取り混ぜたメニューが並び、好みで少しずついろいろなお料理を楽しめます。
朝からしっかりエネルギーチャージをして、これから始まる紅葉散策に向けて、気分も自然と高まっていきました。
温泉街さんぽと和菓子時間
みのやの目の前には温泉街が広がり、昔ながらのレトロな商店やお土産屋さんが並んでいます。
ちょうど向かい側にあるお団子屋さんでは、きんぴら団子、抹茶ういろう、おこわまんじゅうなどを買って、ほっこり甘い和菓子タイムを楽しみました。
紅葉も盛りを少し過ぎかけた時期でしたが、街路樹の色づいた葉や、遠くに見える山の紅葉を眺めながらの温泉街散策はとても風情がありました。
温泉で温まった後に、レトロな街並みをゆっくり歩き、甘い和菓子でほっと一息つく時間は、まさに「心のデトックス」のようでした。
彌彦神社への参拝とロープウェイ
宿から歩いて彌彦神社の拝殿まではすぐの距離で、朝晩の参拝もしやすい立地です。
参道には多くの参拝客が訪れ、厳かな空気の中にも、秋の行楽シーズンならではのにぎわいが感じられました。
彌彦神社から少し歩いた場所には、ロープウェイ乗り場へ向かうシャトルバスも運行しており、弥彦山の山頂からは越後平野や日本海を一望する絶景が楽しめます。
紅葉シーズンには山全体が赤や黄色に染まり、晴れた日にはまさに「空中紅葉散歩」のような景色が広がります。
新潟県一番人気・弥彦公園もみじ谷の紅葉
もみじ谷の魅力と見どころ
弥彦公園内にある「もみじ谷」は、カエデやモミジが密集している紅葉の名所で、見頃の時期には赤・黄・橙のグラデーションに染まった幻想的な景色が楽しめます。
2025年シーズンの紅葉特集では、新潟県内の人気ランキングで1位に選ばれており、その注目度と美しさがうかがえます。
遊歩道や橋、池などがバランスよく配置されていて、写真映えするスポットが多く、ゆっくり歩きながら紅葉観賞を楽しめるのも魅力です。
夜間にはライトアップが行われる日もあり、水面に映る紅葉と光のコントラストは、昼間とはまったく違うロマンチックな雰囲気を味わえます。
2025年の見頃・混雑情報
2025年の見頃は11月8日頃〜11月25日頃で、最盛期は11月中旬(特に15日前後)の週末です。
現在(11月28日)は平年並みかやや遅れで終了間近、色づきは朝夕の澄んだ空気がおすすめです。
混雑は土日祝9:00-16:00がピークで駐車場待ち1時間超も、朝8:00前やライトアップ直後を狙えば回避可能です。
秋の弥彦温泉・おすすめの過ごし方
秋に弥彦温泉を訪れるなら、次のような過ごし方がおすすめです。
– 昼は「弥彦公園もみじ谷」で紅葉散策を楽しみ、夜は四季の宿みのやの展望露天風呂で弥彦山を眺めながら温泉に浸かる
– 彌彦神社への参拝とロープウェイでの山頂ビューを組み合わせて、パワースポット&絶景の両方を満喫する
– 温泉街で和菓子を片手にのんびり散策し、レトロなお部屋でくつろぎ、やさしいお湯に包まれる
秋の弥彦旅は、心も体もじんわり癒やされる大人の温泉時間でした。
ブログ読者の方には、「紅葉が少し過ぎても、温泉街の風情と歴史ある宿の空気が十分に秋旅を彩ってくれる」と、安心しておすすめできるスポットです。
弥彦温泉周辺の秋散策コース
弥彦温泉街中心からスタートするおすすめ秋コースは、彌彦神社参拝→弥彦公園もみじ谷紅葉散策→ロープウェイで山頂絶景→温泉街スイーツ休憩です。
全長約3-4km、2-3時間で回れ、紅葉トンネルや足湯、おもてなし広場で休憩可能です。
弥彦公園の桜並木(秋は紅葉)がハイライトで、平坦道中心のゆったりウォーキング向きです。
みのや露天風呂付き客室の空室・料金確認
四季の宿みのやの露天風呂付き客室(例: 「四照花」タイプ)の空室と料金は、公式サイト(https://www.minoya.net/)や楽天トラベルの予約サイトで日付指定検索が可能です。

料金は大人2名1泊で税込40,700円〜57,200円程度(夕朝食付き、露天風呂付き和洋室の場合)で変動し、公式サイトから直接問い合わせも可能です。
リアルタイム空室は各サイトの検索フォームで宿泊日を入力して確認してください。
アクセスとシャトルバス情報
新潟駅から車で約30分、JR弥彦線弥彦駅下車徒歩5分です。
みのや直行シャトルは確認なしですが、近隣さくらの湯など平日限定弥彦駅⇔施設間(10:40/13:00発、予約要)が利用可で参考になります。
ロープウェイ乗り場シャトルは神社近くから運行、時刻は現地確認をおすすめします。
紅葉シーズンは渋滞注意で公共交通推奨です。
まとめ:心も体も癒される秋の弥彦温泉旅
創業300年以上の歴史を持つ「四季の宿みのや」での滞在は、昭和レトロな雰囲気と体にやさしい温泉、そして新鮮な日本海の海の幸が楽しめる、まさに大人の癒し旅でした。
新潟県内人気ランキング1位の「弥彦公園もみじ谷」の紅葉と、彌彦神社のパワースポット巡り、そして弥彦山の絶景を組み合わせれば、秋の新潟旅行の完璧なプランが完成します。
温泉街で和菓子を片手にのんびり散策し、展望露天風呂で弥彦山を眺めながらながら温泉に浸かる時間は、日常を忘れさせてくれる特別なひとときでした。
秋旅をお考えの方は、ぜひ新潟・弥彦温泉「四季の宿みのや」を訪れてみてください。

