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【大江戸温泉物語Premium汐美荘】娘との想い出ホテルへのソロ旅

ソロ旅

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娘との温泉旅行

娘とふたりでの温泉旅行に行きました。ひとり暮らしをしていた娘と再会し、誕生祝いに小旅行を設定したのです。

久しぶりのご馳走、 硫黄の匂いに包まれた温泉、 ふかふかのお布団。充実したひとときでした。

後から、こんな時間を娘と過ごせるのも、これが最後なのかもなんて、そんな思いがふと自分の頭をよぎってビックリです。 

母とふたりだけの温泉が最初で最後だった場面を思い出したからかもしれません。

母との思い出

長年、祖母の介護に明け暮れた母が、ようやく父との温泉旅行を楽しみ始めて数年経った頃でした。

その父も、同窓会に出席するために出かけた旅行から帰宅後、突然体調不良を訴え、入院しました。

2カ月後、亡くなってしまいました。肺がんがカラダ全体に転移し、絶望的だったんです。

私は、自分自身の勤務や子育てに精一杯で、母を思いやる余裕があリませんでした。

実家の後片づけが済み、落ち着いた頃、母とふたりで日帰り温泉に行きました。ひさしぶりの笑顔で顔を見合わせた湯船の場面が、ふと思い出されることがあるのです。

その後は、段階的に施設に通うようになり、やがて母を外出に連れ出すこともできなくなって行きました。

今となっては、もっともっと、母の喜ぶ特別な日をつくってやるべきでした。

特別な日をつくる

これからの人生は、特別な日をつくるって大事だなあと思いました。

日常の生活は、あまり変化がなく、なんとなく過ぎて行きます。感動的な出来事なんて、そう起こるわけではありません。

以前は、家族それぞれのスケジュールをぬって、家族そろっての旅行が一年の大イベントでした。 もう、そうした旅行は望めません。

これからも、せめて娘や息子とふたり旅行が実現できたらと思いますが、現在は、3人とも住んでいる場所がバラバラです。 なかなかスケジュールを合わせて旅行することが難しい状態になりました。

自分自身だって、来年、再来年と、少しずつ活動に制限が増えて行くはずです。

そうした中で、今できる小さな楽しみを組み込んで行けたら、自分の記憶にいつまでも刻まれて行くかもしれません。

子どもたちも、何気ない時に私とのことを、ふと思い出してくれるかもしれません。

こんなふうに受けとめるようになるなんて不思議ではありますが、人生後半ともなると限られた自分の時間を意識し始めます。

普段、慎ましく日々をおくり、余計なことにお金を使うことには、ためらいを感じるのも正直な気持ちです。

しかし、思い切って温泉旅行に行ってきて、本当に満足です。娘も喜んでくれました。

終活の意味 

『終活』は、本来、死ぬ前の準備、生前の整理を意味することばですね。

特別な日をつくって思い出づくりをして行くことも、限られた時間を生きる中での楽しみの構築という『終活』と言えるかもしれません。

前者が、身の回りを整理し、後に残る人たちの負担を軽減するというマイナスの意味を持つのに対し、後者は、特別な日をつくって思い出を増やすというプラスの意味をもたらします。

もっと言えば、従来の『終活』の意味は、「死ぬ」ことを前提として、それに向かって今があるのですが、後者は、死までの限られた時間をどう楽しむかという「生きる」に焦点を置いていることです。

どんなに小さなことでも、日常から離れる特別な日としての楽しみを持つことは、人生の貴重な財産となります。

次の特別な日は

娘との温泉旅行をきっかけに、特別な日をつくって行動することの大切さに想いを巡らせました。

仕事や子育てを終え、ようやく自由な時間を獲得したものの、これと言った出来事もなく、変化のない毎日が過ぎて行くばかりではもったいないと思い始めたからです。

最初で最後となった母との時間が頭をよぎり、できる時にできることを行動に起こそうと意識することにしました。

楽しみを見つけて行くことは、「生きる」ことに焦点をおいたプラスの『終活』ではないでしょうか。


大江戸温泉物語Premium汐美荘へ

娘との特別な日を過ごしたのは、大江戸温泉物語汐美荘でした。現在は、大江戸温泉物語Premium汐美荘としてリニューアルオープンしています。

今回、思い立って、私ひとり、ソロ旅にやって来ました。

ホテルからは、予定よりも早くシャトルバスが迎えに来ており、駅に着いてすぐ乗り込みました。ほかのお客さんはいなかったので、私だけの独占タクシーのようでした。

娘と一緒に来た数年前も、私たちだけのために送り迎えをしてくださいました。

shiomiso.ooedoonsen.jp

 Premiumホテルの特徴

Premiumホテルになってからの魅力は、ラウンジのウェルカムドリンクサービスです。

夕日が沈む時刻は、6:48pmと掲示が出ていたので、それまでラウンジでくつろぐことにしました。

コーヒーはホットもアイスもあり、アップルやピ-チティーなど様々なハ-ブティーがチョイスできました。

冷たい飲み物には、ほうじ茶、アップルジュース、オレンジジュースのほか、ビール、ハイボール、レモンサワーがありました。

ナッツ、ドライフルーツ、マ-ブルチョコなど、ちょっとしたスナック類をつまむこともできました。

夕日が沈む瞬間

残念ながら、夕日が沈む瞬間は、 太陽が雲に隠れてしまいました。

でも、まわりが赤く染まり、とても綺麗でした。

 遠くに佐渡も見えました。

大浴場と温泉の効能

大浴場は、海岸を見下ろせる源泉掛け流しの熱い温泉でした。

到着いた当日は、夕食前に内湯でくつろぎました。

翌日は朝早く、朝食前に露天風呂に入りました。海辺の空気がすがすがしく、最高でした!

サウナ、無料マッサージチェア、マンガコーナ-もあります。

お風呂上がりのアイスもおいしかったです。

瀬波温泉の効能は、きりきず・末梢循環障害・冷え性・うつ状態・皮膚乾燥症筋肉又は関節の慢性的な痛み又はこわばり・運動麻痺における筋肉のこわばり・冷え性・胃腸機能の低下・軽症高血圧などだそうです。

熱いお湯は、冷え症改善や血流促進のためには、私に適したお湯です。特に、露天風呂の熱い源泉掛け流し、海岸からの風は、幸せを感じる瞬間でした。

窓から海の見える部屋

部屋からは、海が見えます。部屋のスタイルは、様式、和式、和洋折衷、いろいろな選択があります。

 バイキング形式の食事

朝夕ともにバイキング料理で、海鮮、創作料理、郷土料理がおいしかったです。

食事中、またいつか、娘や息子ときてみたいなぁと、話す相手がいないことにちょっとセンチメンタルな気分になりました。

ゴールデンウィークを避けた大人の家族連れが多く、あちこち会話に花が咲いていたからかもしれません。


お土産のお酒

ホテルの裏側に酒屋があります。地酒の特別純米酒を自分へのお土産に買いました。

帰りの電車

2泊3日のソロ旅の想い出貯金、またひとつ貯まりました。 

これからも、ソロ旅を楽しみたいと思っています。

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